こんにちは、
まなぶたです!
いい季節ですよね! ふら~っと目的なんてなくっても歩きたくなるような、そんな気持ちのいい季節ですね!
ただ、朝夕はちょっと肌寒くもなってきたのでみなさん、体調管理はしっかりとしてくださいね。
さて、この季節はゴルフもベストシーズンになるわけですけど、
今回は、ゴルフボールの基本的な構造について書いておこうと思います。
ゴルフって、他のスポーツではあまり見られない、自分でボールを選ぶことができるスポーツなんですよね。
でね、ふと考えると、なんでこんなにたくさんの種類のボールがあるんだろ?って思わないですか?
ゴルフボールがたくさんの種類がある理由って、ゴルフをする人には人それぞれのスイングやヘッドスピード、パワーなど千差万別。なので、それぞれのスイングや、ヘッドスピードやパワーに合わせたボールが作られているんだと思いませんか?
自分に合っていないボールを使うことは、飛ばないばかりか、曲がる原因にもなるんです。
と、言うことは、自分に合ったボールを選ぶことができれば、かなり有利な事だと思いますよね!
そこで、ボールの基本的な構造を知っておけば、
- 最近の多層構造のボールってどんなの?
- ゴルフボール、どんなモノを選ぶといいの?
- 自分に合ったボール選び
これらの疑問がスッキリするんじゃないかと思います。
なんとなーく、
- 安いから
- かわいいから
- もらったもので
なんて理由でゴルフボールを使っている人に読んでもらえるとお役に立てるかもしれません!
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ゴルフボールの基本の構造
カバー
ゴルフボールの表面の部分です。僕たちがボールを手に取って目で見て確認できる部分で、ボコボコとした表面の部分ですね。
このカバーの部分は、インパクトされた時にボールが潰れてますが、その衝撃を受け止めます。ボールが簡単に割れたりしないのはこのカバーのおかげです。
このカバーの部分には「ディンプル」と言われるたくさんのくぼみがありますね。
これについてはまた、詳しく書くので、今回は簡単に。
このくぼみ、「ディンプル」は打った時(インパクト時)には何の仕事もしていません。
こいつは、空に飛んでいる時に仕事をするヤツです。空気の抵抗を少なくしてくれる仕事人です。
コア
ボールの弾力、弾みを担当している部分ですね。スーパーボールあるでしょ? あれって、めっちゃ弾むじゃないですか。あのイメージでオッケーです。
基本的に、現在のゴルフボールは2ピースと言われる2層構造のものから4ピースと言われる4層構造のもの(最近では5ピースもあります)がありますが、ボール表面の「カバー」と中心部の「コア」が絶対にあって、
この「カバー」と「コア」の能力を最大限に生かすために、「素材の異なる層を追加」してボールの性能を変えていくんです。
ボールの特性
ディスタンス系
飛距離が出やすいタイプのボールです。ゴルフボールはスピンが効きすぎるとボールが空中で浮き上がっていくのでボールが飛ばなくなります。
なので、ディスタンス系のボールはスピンがかかりにくいボールと言うことになります。
ドライバーでよくスライスする人は、スピンが効きすぎていることが考えられるので、ディスタンス系のボールを使うことで無駄なスピンを減らすことで方向や飛距離が良くなるかもしれません。
スピン系
スピンがかかりやすいボールです。止まりやすいボールを打つのに特化したぼーるです。
ドライバーでよくフックが出る人は、スピンが効いていないということが考えられるので、スピン量を増やすスピン系のボールを使うことでフックを減らして、方向と飛距離アップにつながることもあります。
コンプレッション
ゴルフボールをお店に買いに行ったら、ボールの箱にはコンプレッションが表示されています。これって何かっていうと、
ボールの「硬さ」。
ボールが硬いと力の弱い人だと、ボールを打った時のインパクトの瞬間にボールが潰れにくく、ボールの中心に衝撃を伝えにくいんです。そうすると、ボールの内部に込められた性能を十分に発揮できない。
なので、ゴルフボールを買う時にはコンプレッションも確認しましょうね。
ちなみに、プロが使うボールは、コンプレッションが90~100ぐらい。
アマチュアゴルファーならもっと柔らかいので良いと思いますよ!
ヘッドスピードとの関係
ゴルフボールは層の数が多いほど、高性能といえます。
それはなぜか?
まず、ボールを打った瞬間のインパクトといわれる時に、クラブのフェース面にぶっ叩かれます。ボールは、潰れますよね。
この瞬間に、クラブからボールの中心に向かって衝撃が伝わっていきます。その衝撃の伝わり方でボールの性能を引き出していくんです。
ドライバーで打った場合は、ほぼ垂直にボールにヒットします。 いっぽうで、アイアンなら、そのクラブのロフトの角度や、ヘッドスピードによってボールに伝わる衝撃の度合いが異なるわけです。
ボールの潰れ方や、衝撃の伝わり方によって、ボールの性能が発揮されるようになっているんですね。
ドライバーで打った場合、当然その衝撃はゴルフで使用するどのクラブよりも大きいはずです。と言うことは、衝撃がボールの一番奥まで届くはずですね。
そこで、もう一度この図を見てもらいたいのですが、
「4ピースボール」の「コア」の部分にドライバーで打った時に飛距離の性能を発揮してくれるといいわけですね。
では、ドライバーに比べて衝撃が劣るアイアン。その中でも中距離のアイアンなら「アウターコア」に飛距離と多少のスピン系の性能を持たせる。
そして、アプローチに必要なアイアン9番、PWなんかは、ロフト角度からみてもボール潰れ具合も少なくて、中心に衝撃なんか伝えられない。
フルスイングをすることもないかもしれないので、ボールの外側、「インナーカバー」の部分に、ボールがしっかりと止まるようにスピン系の性能を入れておくことで、ゴルフのあらゆる場面でスコアを良くする働きをしてくれます。
ボールの内側の層が増えるほどに、ヘッドスピードによって反応する性能を分けているという点で、層が多いほど、高性能で扱いやすいボールといえます。
ゴルフボールはどんなのを選ぶべきか
じゃあ、最終的に、「自分に合ったボルフボール」って何だろ?って思いますよね。
ボール内部の層の多いボールは高性能で扱いやすいと書きましたが、じゃあ、みんなそのボールでいいじゃん! とは言いません!
高性能のいわゆる「4ピースボール」は扱いやすいんだけれども、打った感じも柔らかいっていうのかな、クラブにフィットする感じ。
この感じって、すごく繊細なんだろうな~って僕は思うんです。自分のスイングからインパクトまでの微妙なところまでもボールが感じ取ってくれるっていうのかな。
だから、ゴルフのスコアの安定してきた、少なくとも100を切ってくるようなゴルファーさんでないと、逆に扱うのが難しいと思います。
僕はけっこう曲がるよなーって思いました。
でも、ドライバーは曲がらないよ、アイアンが苦手なんだ!って人には、高性能ボール、ぜひ使ってほしい! 絶対にスコアもっと良くなると思います!
ドライバーで曲げてしまう人は、「2ピースボール」のほうが曲がりません。コアしかないので、打ったそのままで飛んで行ってくれますから。
さらに飛距離だけの性能なんで、距離も「2ピースボール」のほうが出るという人もいるので、高性能のボールが絶対に良いわけではないです。
今回の記事を最後まで読んでいただいて、でもやっぱりどれにしたらいいのかわからん。って人は、ゴルフボールの箱に書かれている、「適正ヘッドスピード」を参考にしてもいいと思います。
そこに表示されているヘッドスピードがそのボールの性能を最大限に発揮できる範囲なので、自分のヘッドスピードに合わせてとりあえず選んでみるのもひとつの方法ですよ!
そのへんを考えて、自分に合ったボールを見つけましょう。そうすれば、スコアが今よりも良くなるかもしれませんよ!
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