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ゴルフボールの値段【安いvs.高い】違いは?初心者はどっちを選ぶべき?

こんにちは、

まなぶたです!

みなさんね、「さ~て、週末はゴルフだ!」ってなった時に、とりあえず「あっ、ボールあったっけな?」確認しますよね。

でね、う~ん、ちょっと買い足しておいた方が良さそうだ、って買う時に、

 

  • ゴルフボールって値段が安くてもいい?
  • 初心者に値段の高いゴルフボールって必要?
  • ロストボールってどうなの?

いつも、こんな疑問で悩んだりしていません?

この無駄な悩みをしなくてもいいように、

値段の安いゴルフボールと、値段の高いゴルフボールの特徴を知ることで、その悩みが解決できるんじゃないかと思います!

記事では、安いボールと高いボールの値段の差とはなんだ?ってことから、大量売りされているロストボールまで、それぞれの特徴を解説してボール選びの参考にしてもらえたらと思ってます!

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ゴルフの最初の悩み、ゴルフボール選び

ゴルフボールを選ぶ。。。なんか不思議じゃないですか? 普通のスポーツで考えると、野球でもサッカーでも、バスケットボール、ラグビー、卓球。たくさんの球技って言われるスポーツがある中で、ボールを自分で選ぶことのできるスポーツってあまりないですよね。

おそらく、試合をするから平等でなくてはいけないから、ボールは統一のモノにしましょうって決まっているんだと思うんだけど、ゴルフはそうじゃない。

しかもね、ゴルフボールには性能があるんで、まったく平等ですらないですよね。

ということは、ゴルフを始めるにあたって、最初に悩むであろうゴルフボール選びっていうのは、実は、最初にアドバンテージをもらうことに等しいとまで思えてくるわけです。

 

 

安いゴルフボールの特徴

  • 構造上、2ピースのモノが多い
  • スピンがかかりにくい
  • 芯を外した時に距離が落ちる
  • 風の影響を受けやすい

 

安いゴルフボールは良くないのか?って言うと、全然そんなことはありません!

そもそも、ゴルフボールは日々、メーカーが研究開発を行っているので毎年のように最新のボールが発売されます。と、いうことは、安いゴルフボールは数年前の最新のボールであると言えますよね?

けして、質の悪いものを作って安く売っているわけではないんです。

 

構造上、2ピースのモノが多い。

ゴルフボールの構造の話しになるんですが、2ピースのものが多い。高価なボールは4ピースの構造になっているので、構造上、手間がかかっていないと言えます。

ちなみに、2ピースボールは1960年代にスポルディング社が開発した技術で、2000年代に入ってからは多層構造(3ピースや4ピース)のボールが開発されるようになりました。

もちろん、2ピースボールも現在主流なので、50年以上も昔の技術のままのボールと言うことではないですよ。

最新の技術ではないため、技術費、研究開発費があまりかかっていないので、ボール価格への負担が小さくなっています。

 

スピンがかかりにくい。

スピンがかかりにくいということは、そう、ボールが止まりにくいんですね。アイアンでピンに寄せる時にボールがコロコロと転がってしまいます。

でも、スピンが多すぎると、風の影響を受けやすくなるのでボールが浮いてしまいます。なので、ドライバーでのショットでは飛距離が大幅に落ちてしまうことになります。

でも、安いボールはそもそもスピンがかかりにくいので、ドライバーでしっかり打つことができれば、飛距離で高価なボールに引けを取ることはありませんよ!

 

芯を外した時に距離が落ちる

安いボールは、「ピーキー」だとよく言われます。

ピーキー?

ピーキー(peaky)とは自動車などのエンジン、ハンドリング、タイヤ特性を表現する形容詞の一つで、指し示す対象によって具体的意味は異なるが、「挙動が神経質であり、ある限定的範囲では非常に高い性能を発揮するが、その範囲外の場合は操縦性が低い」という点で共通する。

出典:Wikipedia

こういことですね。

分かりやすく言うと、しっかり捉えれば、抜群の飛距離を出してくれるけれども、ちょっとでも芯を外すと

「あれっっ???」

ってことになりやすいってことですね。

 

 

高いゴルフボールの特徴

 

  • 構造が多構造
  • スピン性能が高い
  • 飛距離が出やすい
  • 集中力が増す

値段がちょっと高めのゴルフボール。正直ね、ゴルフ初心者の頃や、あまり上手くなくて、よくOBを連発するよって人は買うのにためらうよね。

すごくわかります。

だってさ、OBの時ってね、打った瞬間からOBの方向に一直線なんてことあるよね? あれだとボールの性能とか関係ないんじゃね?って思うもんね。

はたして、初心者に値段の高いゴルフボールは必要なのか?

 

構造が多構造

これは安いボールが2ピースって言ってたけど、高価なボールは3ピースや4ピース構造になってきます。

ボールの中が3層や4層になっていて、ボールを打ってクラブがボールに当たった瞬間(インパクト)にボールに伝わる衝撃がこの層によって様々な性能を発揮してくるように作られています。

ボールをクラブで捉える感触も吸い付く感じというか、柔らかいというか、しっかりとクラブを伝わってきます。パターなんかは高いボールの方が感触が伝わってくるのでやりやすいという人も多いです。

 

スピン性能が高い

ボールをクラブでしっかりと捉えるって言いましたよね? この捉えたことがボールを掴むというのか、スピンの性能にそのまま繋がっていきます。

スピンがでるということは、ボールが止まりやすいってことなので、ショートアイアンで安定してボールを止めたいなら3ピースのボールで。

4ピースのボールは更ににバランス重視のボールが多いので、距離なら2ピース、スピンなら3ピース、その中間が4ピースみたいなイメージで。

 

飛距離が出やすい

この飛距離が出やすいって言い方はちょっと難しいんだけど、値段の安いボールは構造が2ピースのモノが多いので、距離性能はいいんです。でも、ミスショットに弱い。

でも、値段の高いボールは、少々のミスでも飛距離に影響がでないように作られています。

さらに、スイングスピードの遅い人や、女性でもしっかりと距離が出るように作られているんです。どんな人がボールを打ってもその性能の恩恵をしっかりと受けることができる設計になっているんですね。

 

集中力が増す

これは、僕の個人的な意見です。

いつもできるだけ安いボールを使っている人へ、一度いつもよりも少し高いボールを、気持ち奮発して使ってみてほしい。

ボールに気を使うよ。しっかりと、大事に打とうって気持ちが出るから一度ためしてほしいと思います。

集中して一打を大切にしようと思えますよ!

 

ロストボール

「ボールは消耗品」と考えている人は、ロストボールは値段も安くて大量に購入できるので重宝しているのではないでしょうか。

でも、ロフトボールに関しては、あまり良くないデーターも多いのが事実です。

  • ボール性能にばらつきがある
  • 距離感が狂う
  • 上級者ほど使用者が減る

 

ボール性能にばらつきがある

ロストボールって、ゴルフ場でロスト(紛失)したボールです。もちろん、ここまでで書いてきた、高価で高性能なボールもたくさんあります。

ただ、ロストボールとして売りに出される場合、集められたボールは、洗浄され、漂白又は再コーティングされて売りに出されるので、見た目はキレイで新品のようですが、ロストされていた期間がどれほどかわかりません。

ロストされていたボールが池の中であったり、長い間雨にさらされていたとすると、その性能は大きく落ちていますよ。

1週間水の中にあったボールは、飛距離が6ヤード減少する。
2週間水の中にあったボールは、飛距離が12ヤード減少する。
半年水の中にあったボールは、飛距離が15ヤード減少する。

こんなデータもありました。

 

距離感が狂う

上記のように、距離が正確でないということが起こってくると、自分の正確な距離が分からなくなってきます。

しっかりと芯を捉えたティーショットがいつもより距離が出ていない。当然、2打目も出ていない。

で、ボールが変わったら?

自分の正しいクラブ飛距離が分からなくなる…、これって恐怖ではないですか??

 

上級者ほど使用者が減る

あるデータでは、上級者になればなるほど、新品のボールを使う傾向にあることがわかっています。

上手くなって、ボールをロストする心配がないからなのか、良いボールを使うからスコアが良いのか?

スコアが110以上の人のロストボール使用率はおよそ50%。スコア100台~90の人のロストボール使用率は30%前後になり、スコア90%以下の人で10%ほどと言われています。

今、ロストボールにお世話になっている人は、ショットが安定してきたら少しづつでも使用を減らしていくのがいいかもしれませんね。

 

まとめ:安くても悪いボールじゃない! 使い方で武器にもなる!

ボールの値段がそのまま性能や、スコアに直結しないからボール選びには悩まされるんですよね。

ボールの値段に比例してスコアが良くなればいいのにね、ゴルフが面白くなくなるかもですが(笑)。

とりあえず、高価なボールは、芯を外したショットをしても大怪我になりにくい。

安いボールは、飛距離では全く遜色なく使えるけれども、安定性に少し不安があるという感じでしょうか。

ボールの機能性で、僕の勝手なイメージを表にしてみました。
あくまでもイメージなので、そのつもりで見てくださいね。

2ピース 3ピース 4ピース
距離 10
スピン 10
ラン 10
安定性 10

ちなみに、安いボールが2ピース。高いボールが3ピース、4ピースのボールですね。

10段階評価で、出しています。

手前からランで攻めていくタイプのゴルフには安いボールでも全然勝負になりますね。むしろ、安いボールをしっかりと安定して打つことができるならスゴイ武器になると言えます!

でもいつも安定しないというのなら、一度ボールを変えてみるという選択もありかもしれませんね。